タグ: Step.2

  • 【真鍮レジン枠を自作】花びらをレジンで埋め込んだアンティーク風リングの作り方

    【真鍮レジン枠を自作】花びらをレジンで埋め込んだアンティーク風リングの作り方

    前回、レジン枠ブローチを真鍮で作りました。植物をレジンに埋め込んだらいい感じになりそうだったので、金木犀を入れてみることにしました。

    小さな花びらや植物はもちろん、貝殻などでもいいものが作れそうです。

    花びらをレジンで埋め込んだアンティーク風リング 完成イメージ

    必要な道具と材料

    彫金の道具のイラストです。

    使用する道具

    糸鋸フレーム、鋸刃#0
    甲丸ヤスリ(荒目・中目)
    精密ヤスリ(四角)
    ニッパー
    リューター
    スチールバー・ロールサンダー#600
    ロウ付けセット
    ローレット#14
    研磨剤#4000,#8000

    基本的には彫金を始めるために必要な道具が一式あれば作れます。今回のようにピカピカに磨きたい場合は、研磨剤セットやリューターが必要になります。

    研磨剤のおすすめや磨く道具一式・ろう付けセット、基本の道具などがすべてリストになったPDFをメルマガご登録でプレゼント中です。

    下にも道具のリスト記事がございます。(PDFの方がいっぺんに見れるので、わかりやすいかもしれません)

    アンティーク風の粒々模様を縁につけたい場合は、ローレットを使います。

    使用する材料

    植物や貝殻など
    1.0mm厚 真鍮板材
    2.0mmφ 真鍮丸線材(リング部分)
    UVクリアレジン(100円ショップで購入)
    ロウ材(真鍮ロウ or 銀ロウ)

    ロウ材は銀ロウ・真鍮ロウどちらでも構いません。真鍮を使う場合は真鍮ロウを選択しておくと、ロウを流したところが目立たなくておすすめです。

    花びらをレジンで埋め込んだアンティーク風リングの作り方 手順

    枠の板を切り出すために印付け

    ノギスを3mm幅にセットして、真鍮板材にけがき線を入れます。(金属に線を引いたり、下書きをケガキ針などで入れることを『けがく』と言います。)

    線に合わせて糸鋸で切る

    糸鋸で板をまっすぐ切ります。なるべく曲がらないように頑張ってみてください。ガタガタになってしまったらヤスリで削って整えます。

    枠の形を決めて線を入れる

    今回は四角形の枠にしたいので、辺の長さを決めて(任意のサイズです)、印を入れておきます。

    楕円や丸にしたい場合は不要です。焼き鈍しをして丸ペンチなどで丸くしておきます。

    四角形や三角形などは、角になる部分を削って折り曲げて作っていきますので、焼き鈍しはやらない方が作業しやすいです。

    精密ヤスリ(四角型)で折り目を削る

    90°に削れる四角型ヤスリで線を引いた箇所を削っていきます。端は平らなヤスリで大体45°の角度になるように削っておきましょう。

    板厚の4/5くらいの深さまで削ります。

    折り曲げる

    削ったところから折り曲げます。何回も開いたり折ったりすると金属疲労でちぎれてしまうので気をつけてください。(せいぜい2回が限界です)

    このままロウ付けに進みます。

    レジン枠のロウ付け

    真鍮ロウで4つ角全てをロウ付けします。少し枠が開いてしまう場合は『からげ線』で縛って固定しておきます。ロウの量は0.6mm角くらいの大きさに切ったものを使います。

    からげ線はロウ付けの固定に使う鉄の針金です。からげ線にはフラックスは塗らないように気をつけてください。からげ線までロウつけされてしまうことがあります。

    (からげ線までロウが回ってくっついてしまった場合は、削り取るか酸に漬けておくと溶けてなくなります。鉄を浸した酸洗材は変色の元となりますので廃棄して新しく酸洗材を作り直すようにします。)

    レジン枠の成形

    レジン枠の形をかっこよくしていきます。まずは両面を耐水ペーパーで平らに削ります。

    ヤスリで整えます。今回は丸っこい印象を持たせたいので、角を落として馴染ませていきます。ここはお好みで構いません。

    四つ角も軽く丸めます。削りすぎると薄くなって穴が空いてしまうので注意です。

    フォルムはこれでOKです。縁に粒々模様(ミルグレイン)を入れたい場合は、縁が薄くなっている方が綺麗に模様が入ります。ミルグレイン模様を入れたい場合は、今回のように縁を薄く削っておきましょう。

    リングを作ってレジン枠と合わせる

    リングは2mm丸線で作りました。ここではリングの作り方の手順は割愛します。(別記事で詳しく公開しております。)

    参考:2.0mmφの丸線でリングを作る手順

    板材から作って太めの幅のリングをレジン枠と合わせるのもいいかもしれません。

    参考:板材からリングを作る手順

    レジン枠の幅分をカットする

    レジン枠の幅の分、リングをカットします。ここにレジン枠を挟んでロウ付けする作戦です。

    リングのロウ付けした部分をカットするようにします。

    指輪パーツのディティールアップ

    より小慣れた感じを出すために、指輪パーツの端をちょっと尖らせておきました。

    丸線や板材を削らずにそのまま使っただけでは元の素材の印象が残ってしまい、なんだか味気ない印象になりがちです。

    ひと手間加えて、どこかに角度をつけたり、尖らせてみたりするだけでディティールが引き締まります。

    全体をペーパーがけ

    指輪パーツ、レジン枠パーツの全体を#600のペーパーでヤスリ傷などを全て消しておきます。

    バナナサンドペーパーやロールサンダー#600をリューターに取り付けて作業します。

    シーフォース 楽天市場店
    ¥246 (2025/05/19 06:49時点 | 楽天市場調べ)

    指輪パーツとレジン枠のロウ付け

    先ほどのレジン枠を差し込みます。なるべく接地面がピッタリ接するようにしたいので、ヤスリで微調整をしておきます。

    逆ピンセットで固定してロウ付けするとやりやすいです。ロウの量は2mm角くらいに切ったものを使います。

    シーフォース 楽天市場店
    ¥448 (2025/05/16 15:21時点 | 楽天市場調べ)

    ロウ付けが終わったら酸洗いをしておきます。

    仕上げ

    マットな感じで終わらせるか、ピカピカに磨くかはお好みです。今回はピカピカにしてみようと思います。

    全体を#600のペーパーで整えたら、フェルトに#4000の研磨剤をつけて磨きます。

    シーフォース 楽天市場店
    ¥112 (2025/05/18 10:09時点 | 楽天市場調べ)

    フェルトはマンドレールを取り付けて使います。

    シーフォース 楽天市場店
    ¥112 (2025/05/15 18:09時点 | 楽天市場調べ)

    牛乳パックを丸く切ってマンドレールに取り付けたものも細かいところを磨く時に使えます。(#4000研磨剤をつけて磨きます。)

    #4000で磨き終わったら一度洗浄して、豆バフに#8000研磨剤をつけて磨きます。

    シーフォース 楽天市場店
    ¥213 (2025/05/14 16:32時点 | 楽天市場調べ)

    #8000でかなりピカピカになります。もっとピカピカにしたい場合は、『ピカA』などの仕上げ用研磨剤を豆バフにつけて仕上げます。

    レジンの充填

    裏側にセロハンテープを貼って、レジンを充填します。

    半分くらい充填したら花をセッティングして、残りを充填します。

    UVライトで硬化させて、テープを剥がします。

    これで完成でも良さそうです。

    ミル模様をローレットで入れる

    レジン充填前に入れておこうと思っていましたがすっかり忘れていました。

    もしお作りになる場合は、レジン充填前にこの作業を済ませておいてください。

    ローレットをグリップに付けて、コロコロすることで模様が付きます。

    ちょっとレジンがぷっくりしていなかったので、上から盛っておきました。

    再度UVライトで硬化させておきます。

    花びらをレジンで埋め込んだアンティーク風リング 完成

    …ということで真鍮でレジン枠と指輪を作りました。金木犀や銀木犀などの小さな花びらもいいですが、絵画などを印刷した紙を中に入れても面白そうです。

    ちなみに今回はレジンでしたが、裏に平らな真鍮の板をロウ付けしたら石枠にもなります。ラピスラズリやターコイズなどのタイルを入れることもできます。

    (写真に写ているのはアクアマリンのリングルチルクオーツのさざれ石のリングです。こちらの作り方も紹介しておりますので、お時間ございましたらご覧いただけたら嬉しいです。)

    最後までお読みいただきありがとうございました。

    最後にお知らせ

    自宅で作るK18のリング, 結婚指輪,マリッジリング,ダイヤモンド

    ただいま、自宅で金とダイヤの指輪を作る方法をメール講座で配信しております。金のロウ付けのコツや、ダイヤを割らずに留める方法を公開しています。自宅で彫金を始めるためのPDFリストも配布中です。(メール講座もPDFも無料です)

    無料ですのでよろしければご購読いただけたら嬉しいです! ↓こんな感じの内容です。

  • 【天然石×彫金】ルチルクオーツのさざれ石リングの作り方(2パターン)

    【天然石×彫金】ルチルクオーツのさざれ石リングの作り方(2パターン)

    今回は細石(さざれ)をリングに仕立ててみます。さざれは形も不規則で、カットされた石と比べて個性豊かですね。

    爪で留める方法と、接着で作る方法の両方をご紹介します。

    接着の方の難易度は、高くないので、ぜひチャレンジしてみていただけたら嬉しいです!

    ルチルクオーツのさざれリング 完成イメージ

    ルチルクオーツの細石リング
    ルチルクオーツの細石リング
    ルチルクオーツの細石リング

    必要な道具と材料

    彫金の道具のイラストです。

    使用する道具

    糸鋸フレーム、鋸刃#0
    甲丸ヤスリ(荒目・中目)
    精密ヤスリ(甲丸・歪)
    ニッパー
    芯がね棒・木槌
    リューター
    ロウ付けセット

    彫金に必要な道具が一通り必要になります。リューターはなくてもできますが、あると本当に作業が早いです。2万円しないくらいのものでも構いませんので、持っておくと本当に時短になります。

    使用する材料

    1.2mm厚 真鍮板(石座/幅広リング部分)
    0.8mmφ 真鍮丸線材(爪用)
    2.0mmφ 真鍮丸線材(細リング部分)
    ルチルクオーツさざれ
    ロウ材(3分・7分)
    エポキシ接着剤(Devcon S-208)

    今回は丸線リングに石枠をつけるものと、板から作ったリングに石枠をつけるパターンで二つ作りました。丸線リングの方で作りたい場合は、Cの2.0mmφ丸線材を購入しておきます。

    ルチルクオーツは以下で購入しました。

    https://www.kenkengems.com/?pid=175160476

    エポキシ接着剤は米国DevconのS-208というものがおすすめです。透明度が高く、黄変しにくい・接着力が桁違いという特性を持っています。

    ルチルクオーツのさざれリングの作り方 手順

    さざれの選定
    さざれを選ぶ

    さざれの選定

    使用するさざれを使います。板に接着したり石枠に座らせるために、一面が平らになっているものを選びましょう。

    石の形を紙にうつす

    石の形をトレースする

    紙に石の形を写しておきます。これの形に合わせて糸鋸で切っていきます。

    石座を糸鋸できる

    糸鋸で切り出す

    スティックのりなどで先ほどの紙を真鍮板に貼り付けます。鋸刃#0で切ります。

    ヤスリで石座を整える

    ヤスリで石座を整える

    切り口をヤスリで整えておきます。石と合わせてみて、余裕がある場合は削ってピッタリにしておきます。

    石に合わせてピッタリ削る
    石に合わせてピッタリ削る

    このくらいになるまで頑張って削ります。

    側面をペーパできれいにする

    側面をペーパーで整える

    バナナサンドペーパー#600などでヤスリの傷を消しておきます。

    シーフォース 楽天市場店
    ¥246 (2025/05/19 06:49時点 | 楽天市場調べ)
    ペーパーで平面をきれいにする

    ペーパーで平面をきれいにする

    #600の耐水ペーパーで両面をきれいにしておきます。耐水ペーパーは100円ショップに色々な番手がセットになっている便利なものが売っていますので、それを買っておくと良いです。

    バラで購入する際は、#240,#600,#1000(荒目・中目・細目)と3種類くらいあればOKです。

    精密ヤスリで溝を入れる

    精密ヤスリで爪を立てる部分に溝を削る

    精密ヤスリの円型や歪(イビツ)型など(精密ヤスリの形状の名称です。)の丸い溝が削れるもので、爪を立てる位置を削ります。

    爪の位置は3本以上必要です。爪の位置が偏りすぎていると留まりません。

    爪の正しい位置の確かめ方

    確認方法としては爪同士を線で結んだ時に、石の重心が囲われていればOKです。

    爪の正しい位置の確かめ方

    ただし台形のような形をしている場合は、重心を囲む位置に爪を立てても、矢印方向に抜けてしまいます。上の方にも爪が必要になってきます。

    精密ヤスリで溝を入れる
    こんな感じになるまで削ります。
    爪を立てる

    爪を立てる

    0.8mmφの真鍮丸線をU字に曲げて、先ほどの溝に挟むようにはめ込みます。まずは1個差し込んで、ロウ付けしていきます。(ロウ付けに慣れていたら全ていっぺんにロウ付けしてしまって大丈夫です。)

    爪のロウ付け

    爪のロウ付け

    3分ロウでロウ付けします。石座の裏側にロウを置くようにします。ロウのサイズは0.5mm角程度の小さめにしておくと良いです。

    爪のロウ付け
    残りの爪もロウ付けします。

    残りの爪は反対側から差し込んでロウ付けします。(同じく3分ロウでつけます。)

    精密ヤスリで刻みを入れていない部分はロウ付けしませんので、間違えてロウを置かないように注意します。

    爪をロウ付けしたところ
    爪をロウ付けしたところ

    石座を整える

    石枠を整えます。余計な部分をニッパーで切って、裏面を耐水ペーパーで平らに削っておきましょう。

    これで石座の完成です。

    リングの成形

    指輪パーツの成形

    指輪のパーツを作っていきます。基本的な作り方は他記事で詳しく紹介しています。今回、幅広パーツは甲丸にしました。

    参考:2.0mmφの丸線でリングを作る手順

    参考:板材からリングを作る手順

    ヤスリで好きな形に削っておきます。

    ペーパーで整える
    甲丸リングを作る
    ピカピカに仕上げたい場合はこの段階で磨いておきます。
    リングが完成したところ

    お好みの形になるまでじっくり調整します。今回はマットな感じに仕上げたかったので磨きませんが、ピカピカしたい場合は以下の記事で手順を解説しています。

    参考:真鍮やシルバーの研磨の手順・やり方

    石座をつける部分を平らに削る

    石座をつける部分を平らに削る

    石座をロウ付けしたいので、取り付ける部分をヤスリで平らに削ります。リングのロウ付けした部分を削るようにしましょう。

    石座をつける部分を平らに削る
    このくらいまで削っておけば良いでしょう。
    石座とリングのロウ付け

    石座とリングのロウ付け

    石座パーツとリングパーツをロウ付けします。逆ピンセットで挟んだ状態で行うと簡単です。

    爪をロウ付けしているので、熱しすぎるとバラバラになってしまうので要注意です。

    7分ロウを使います。

    石座とリングのロウ付け
    接着で作るリングの方のロウ付けの様子です。
    酸洗後のリング

    酸洗いとペーパーがけ

    フラックスや酸化皮膜を取り除くために酸洗いをしておきます。その後、はみ出たロウなどを耐水ペーパーなどで削っておきます。

    耐水ペーパーで全体を研磨

    全体的にきれいにしておきます。ピカピカにしたい場合はこの段階で完全に仕上げておきましょう。

    爪の一部を平らに削る

    爪の内側を精密ヤスリを平らに削る

    このままでは爪が干渉して、石がはまらないので精密ヤスリ(甲丸・平など平らに削れるもの)で爪の内側を平らに削ります。

    石が入るまで調整します。

    さざれの石留め

    さざれの石留め

    さざれを石留めしていきます。爪を少し開いて、石を底まではめ込みます。

    爪をニッパーでカットする

    爪をカットする

    爪をカットします。短すぎると留まりませんが、長すぎると少しカッコ悪いのでなるべく短かめにカットしておきます。

    爪の成形

    爪の成形

    石を一旦外して、精密ヤスリで爪を成形します。猫の爪のように、根本は太めで先に向かって細くなる形にしておきます。

    石をはめ込む

    石をはめて爪を倒す

    石をはめて、爪を倒していきます。一気に倒し切らず、何段階かに分けて作業します。

    ある程度倒したら対角にある爪を倒していきましょう。

    爪を倒す

    ピンセットの持ち手や爪倒しなどで、爪を倒します。

    爪の先端まで倒す

    爪の先端までしっかり倒して、引っ掛かりのない状態にします。

    さざれの石留め
    石留め完成です。

    エポキシで石と指輪を接着

    エポキシ接着をする場合

    エポキシ接着剤でさざれと指輪を接着する場合は、アルコールで接着面を拭き取って脱脂してから行います。

    エポキシ接着の手順は下記の記事で解説しています。

    参考:【金属・石・ガラス用】エポキシ接着剤のおすすめとやり方

    ルチルクオーツのさざれリング 完成

    さざれを石留めしたリング

    今回は2パターンのリングを作ってみました。ちょっとした天然石の破片でも指輪に仕立てられるようになるので、ぜひチャレンジしてみていただけると幸いです。

    ちなみにこれをネックレスにする場合は、指輪パーツをロウ付けする工程で、指輪の代わりにマルカンをロウ付けします。(ポストをロウ付けするとピアスできます)

    今度は完全なクオーツの原石や、アンティークのボタンをリングやネックレスにする方法をご紹介できたらと思います。(現在製作中です!)

    最後までお読みいただきありがとうございました。

    最後にお知らせ

    自宅で作るK18のリング, 結婚指輪,マリッジリング,ダイヤモンド

    ただいま、自宅で金とダイヤの指輪を作る方法をメール講座で配信しております。金のロウ付けのコツや、ダイヤを割らずに留める方法を公開しています。自宅で彫金を始めるためのPDFリストも配布中です。(メール講座もPDFも無料です)

    無料ですのでよろしければご購読いただけたら嬉しいです! ↓こんな感じの内容です。

  • 【フリーサイズ】シルバーと真鍮の矢形リングの作り方

    【フリーサイズ】シルバーと真鍮の矢形リングの作り方

    弓矢の矢は、ジュエリーやアクセサリーのモチーフとして人気です。

    アクセサリーの表現方法として、“コンビネーション”という技法があります。(技法というほど仰々しくはないのですが…)

    これは異種の金属を組み合わせて色分けをして、ディティールに深みを出す方法です。

    ジュエリーだとプラチナとK18YGの組み合わせをよく見かけますね。

    今回は弓矢の矢尻と羽をSV950、本体を真鍮で作ります。

    シルバーと真鍮の矢形リング 完成イメージ

    必要な道具と材料

    材料

    SV950:0.8mm厚の端材(羽用)、1.0mm厚の端材(矢尻用)

    真鍮:1.0mmφ線材

    SV950(シルバー)の板厚は羽側が薄い方がバランスが良さそうです。色々な厚さの板を揃えるのは大変なので、1.0mm板材を焼き鈍し後に、軽く金槌で叩いて薄く伸ばすと良いと思います。

    道具

    基本の道具があれば作れますが、精密ヤスリがあった方が良いでしょう。(刀刃、鎬など)

    道具の購入先やお買い物リストはこちらで紹介しています。

    シルバーと真鍮の矢印リング 制作手順

    シルバーの端材を矢尻や羽の形に切る

    まず、シルバー材を矢印型、羽型に切り抜きます。

    羽は左右切り離した別体式にしました。羽の切れ込みはロウ付け後に行います。

    細かな作業なので手で持つのが難しいですが、爪で挟んで加工しました。

    ある程度ニッパーなどで形を作ってから、精密ヤスリなどで整えると早いです。

    真鍮線の加工

    真鍮線は、作りたいサイズに必要な長さ−羽と矢尻までの隙間の距離(5mm〜7mmくらいが良いと思います)でカットします。

    真鍮線の一部を平らに削ります。

    矢尻パーツをロウ付けする際の“のり代”として機能します。(真鍮線が矢尻に埋め込まれて見えるので、収まりが良くなる効果もあります。)

    平面に削れたら、先を尖らせます。

    この際に、シルバーの矢尻パーツとの噛み合わせを都度チェックしながら微調整します。

    ロウ付け・酸洗い

    ロウ付けは噛み合わせが肝である矢尻側から行った方が無難です。

    銀ロウは一種類(3分)だけで足りますが、自信がない方は5分や7分の溶けやすいものが良いと思います。

    ロウの量が多すぎるとディテールが潰れますので、1mm角無いくらいの大きさで十分だと思います。

    羽側は真鍮線に沿えてロウを流します。

    矢尻側がロウ付け出来ました。

    ロウが真鍮線に乗ってしまった場合は、耐水ペーパーなどで取り除きます。

    芯金棒で丸めて、糸鋸で模様を入れる

    芯金棒で任意のサイズに丸めます。

    この際、あまり強い力で叩きすぎると矢尻や羽周辺が変形してしまうことがあります。優しく叩くようにしてみてください。

    最後に羽の切れ込みを糸鋸で入れます。

    #0の刃で2本の切れ込みを入れました。切れ込みを入れる前に極細の油性ペンなどで、ベストな位置に印をつけておくと失敗がないです。

    【フリーサイズ】シルバーと真鍮の矢形リング 完成

    これで完成です!

    あまりピカピカにせず、アンティークな感じ(?)の仕上がりになりました。

    (…ピカピカにするのが面倒だった…訳ではございません)

    研磨する場合は、牛乳パックを円形に切ったものをマンドレールという軸に取り付けて、研磨剤をつけて磨くと早いです。

  • 王冠の形のリング

    王冠の形のリング

    あまり実用には向きませんが、人形のアクセサリーや小物としても活用できる王冠のリングを作ってみます。

    ロウ付けが難関で、シンプルなリングよりも難しいですが、ポイントを押さえれば大丈夫です!

    こちらは基礎的な手順を一部端折っていますので、彫金が初めての方は以下のページをご参照ください。

    https://tuucul.com/accessory/how-to-make-ring-step2

    王冠リング 材料と道具

    使用する材料

    この作品に使う材料一覧

    1. 0.8mm真鍮板材
    2. 1.0mmφ 真鍮線材
    3. ロウ材

    材料には、0.8mm厚 真鍮板と1.0㎜φ真鍮線を使用しています。

    真鍮線は王冠の山のてっぺんの球の部分に使っています。

    真鍮板はあまり厚みがあると加工に苦労しますので、0.8mm~1.0mm厚あたりをおすすめします。

    使用する道具

    精密ヤスリと甲丸の中目ヤスリは必須です。下のリンクで紹介している中に含まれています。

    ロウ付け道具はひと通り必要です。

    ロウの種類も3分・5分・7分全てあると良いと思います。

    王冠リング 作り方手順

    板材をギザギザに糸鋸で切る

    まず、板材をギザギザに切ります。

    少しカーブをつけた方が洗練された印象になります。

    切れ目はギザギザが谷になる部分に持っていきます。

    作りたいリングサイズに合わせてギザギザの数を調整します。

    山と谷の高さがそれぞれで均一になるように、ガイドのケガキ線を入れておくと良いです。

    焼き鈍しをする

    焼き鈍しをします。シルバーの薄板を切る前に焼き鈍すと、ぐにゃぐにゃになってしまって切るのに苦戦します。

    真鍮でしたら硬いので焼き鈍し後でも問題ありません。

    芯金棒で丸める

    切れ目の谷の合わせ具合は、しっかりと計算して作業前に丁寧に下書きをしておけば合うはずですが、今回は大雑把にやってしまいました。

    少しくらいでしたら削って後から合わせられますので、…と手抜きを正当化してみましたが、こういう部分をしっかりやると完成度の高い作品が出来上がります。

    5分で済むちょっとの手間が重要ですね!その5分が面倒なのですが…

    ロウ付け

    ここの部分は一番融点の高いロウを使います。(3分ロウ)

    後々に球をロウ付けする際に外れてしまわないようにするためです。

    済んだら酸洗いをします。

    芯金棒にさして木槌などで丸める

    芯金棒で叩くときは、あまり力を入れすぎないようにしましょう。

    山の形が変形してしまうことがあります。

    甲丸ヤスリ(中目)で山を整える

    山を放物線状に見えるように削っていきます。

    甲丸ヤスリの丸い部分をうまく使って、すべての山が同じ曲線になるように調整します。

    底面を平らにする

    耐水ペーパー#400を平らな机などに敷いて、8の字を描くようにリングを動かして底を平らにします。

    凹凸が激しい場合は、平らなヤスリである程度整えてからペーパー掛けを行います。

    球パーツのロウ付け準備

    フラックスを山のてっぺんあたりに少し塗り、バーナーで炙ってフラックスの水分を蒸発させます。

    その後、山のてっぺんに1mm角ないくらいの5分ロウを置いて、バーナーでロウを溶かして酸洗いします。

    丸線リング(後の球パーツ)をロウ付けする

    1.0mmφ線をリングにしたものを敷いて、逆さまにした王冠を載せます。

    結構難しいですが、そーっとやれば大丈夫です。どうしても難しい場合は、山の先端を少し平らに削って、接地面を増やすと良いと思います。

    フラックスを塗ってそのまま5分ロウが溶けるまで炙ります。

    一回ですべての山をロウ付けしようとすると結構難しいので、何回かに分けてロウ付けすると良いと思います。

    溶けにくいところは無理して火を当てず、小さく切った7分ロウを丸線リングパーツとの接点のそばに置いてロウ付けしましょう。

    無理をして火を当てすぎると、すべてバラバラになってしまいます。(絶望します)

    王冠本体とくっつきました。

    それぞれの接点を見てみて、あまりにもロウが少なかったり、亀裂が入っている場合は再度7分ロウで補修しておきます。

    球パーツの成形

    球パーツを作ってきます。ニッパーで余計な部分をカットして、精密ヤスリで丸めていきます。

    あまり切りすぎると完全な丸になりませんので、調整する”削り代”を作っておきます。

    納得のいくまで時間をかけて丸くします。

    最終調整と仕上げ

    王冠の山を若干外側に広げました。(次の画像参照)

    表面はペーパーで終わらせましたが、ピカピカにした方が王冠ぽくて良いかもしれません。

    ローレットやミル打ちを併用すると、よりゴージャスになると思います。

    https://tuucul.com/accessory/how-to-make-ring-step2-ring003
    ミル打ちやローレットはこちらで紹介しています。

    王冠リング 完成

    少しロウ付けの難易度が高めでしたが、いかがでしたでしょうか。

    ロウ付けは下準備に成功のカギがあります。上手くいかないなと思ったら、作業を中断して、一回酸洗いを行い地金の表面をきれいにしてから作業再開すると良いと思います。

    ご参考いただけたら嬉しいです!

  • 自作タガネでスタンプの模様をつけたリング

    自作タガネでスタンプの模様をつけたリング

    今回は2種類の自作のタガネを使って、アジアンテイストのリングを作ってみます。

    簡単なタガネですが、汎用性が高く、文字をこれで入れたり模様をつけたりと作品にアレンジを加えることができます。

    必要な道具と材料

    指輪を作る彫金道具一式

    必要な道具

    リングを作る基本的な道具にプラスして、金床とタガネ、ハンマーが必要です。

    ハンマーは何でも良いのですが、取り回しの良い重すぎないものがおすすめです。オタフク鎚という日本の伝統的な彫金専用の金槌があれば良いですが、なければ小ぶりな木工用のげんのうで代用可能です。

    今回は普通に大振りのザ・トンカチでやってみます。木工用のげんのうで、学校の図画工作で使われているタイプのものです。

    また、板を反らせるために溝台という鉄製の道具があると良いのですが、今回はおもちゃの積み木を代用します。

    使用する材料

    真鍮の直径2mmの線材と、1.5mm板を使っています。

    タガネで模様をつけるときに板を凹ませますので、ある程度厚さがあった方が良いかと思います。

    自作タガネで模様をつけたリング 作り方手順

    マジックで下書き

    任意の形に切り抜いた真鍮板に、油性ペンなどで模様を書きます。

    自作タガネを使ってスタンプワーク
    左がナメクリタガネ 右がセンターポンチ

    タガネで模様をつける

    今回使うタガネは、ナメクリタガネとセンターポンチです。いずれも自作で、バーナーと(ガスコンロでも作ったことがあります。)ヤスリがあれば作ることができます。

    ナメクリタガネの本来の用途は伝統工芸の“打ち出し”という、金属の一枚の板を無数のタガネを使い分けながら巧みに金属を寄せて造形する技法に使うものですが、今回は単に模様をつけるために使います。

    センターポンチはドリルで穴を開けるときにもガイドの印として必須ですので、もの作りをする上では欠かせない道具です。

    ホームセンターなどでも数百円で販売されています。(ただし、少し彫金で使うにはゴツイのが多いので、ご自身用にカスタムメイドされることをお勧めします。)

    金床でセンターポンチで模様をつける

    ハンマーとセンターポンチを使って、打刻していきます。やっぱり重すぎるハンマーだと力の調整が難しいです(笑)

    金床は彫金道具屋で購入しましたが、ホームセンターでもアンビルという名前で販売されています。金床は何でも良いのですが、彫金ではそんなに大きいものは作りませんので15cmくらいのサイズ感のものを持っておけば大丈夫でしょう。

    タガネで模様をつけた自作リング

    ナメクリタガネは打ちながら横にスライドさせていく様に動かすと繋がった線になります。

    引っ掛かりを感じる際はタガネの横を丸めると動きがスムーズになります。

    積み木で丸める 彫金 道具

    板にカーブをつける

    平面よりも少し曲面になっていた方が着用時に収まりが良いので、カーブをつけます。

    こういうシーンでは溝台という専用の道具を使いますが、結構良いお値段で、芯金棒でも頑張れば代用できる様な道具なので溝台は買わなくていいと思います。

    難しいものを作っていく過程で、同じ形状のパーツを何個も作らなくてはいけないシチュエーションや、正確なカーブを作る必要が出てきた時に最もスマートにパーツを作れるのが溝台な気がします。

    溝台と同じ様な形をしている身近なものと言えば積み木のアーチがあります。

    密度の高い木材で出来ていてかなり彫金向けですので、これは買っておいて損はないと思います!

    (平たい積み木は歪んだ金属を傷つけずに矯正するのにも役立ちますし、万力の緩衝材にも使えます。しかも安い!)

    リングとパーツをロウ付けする

    ロウ付けをする

    2mm線材で指輪を作り、パーツをロウ付けします。3分ロウしか使っておりませんが、ロウ付けに自信のない場合はリング部分3分ロウ・プレート部分7分ロウで使い分けると良いと思います。

    一部を削ってロウ付けする 家で彫金

    プレートのrに合わせて指輪側を削ります。隙間が大きいと綺麗にロウが流れませんので、時間をかけても隙間があまり目立たない様に削ってください。

    ロウ目側がプレートに隠れる様にすると、余計な継ぎ目が隠れて良いかと思います。

    ロウ付けする 自宅で彫金

    自立しましたが、リングが倒れてしまう場合は“からげ線”などのサポートツールを使って固定すると良いと思います。

    逆ピンセットで上手く動かない様に配置しても良いかもしれません。

    ハニカムブロックを落として粉々にしてしまいました…。

    ロウ付けが綺麗に流れたら酸洗をします。

    完成したリング 家で彫金

    仕上げる

    仕上げはお好みで磨いたり、マットにしたりします。

    3M社製スポンジヤスリの#FINE(赤色)で円を描く様に擦ると、マットで不規則的な表面に仕上がりました。

    自作タガネで模様をつけたリング まとめ

    これは比較的簡単に出来て、かつお好きな模様をつけられるという点で、初めての方でも満足度の高いものが作れるのではないでしょうか。

    ぜひ作ってみて頂けたら嬉しいです。

    最後までご覧下さりありがとうございました。

  • 【金属板で折り紙】板から作るリボンのモチーフリング

    【金属板で折り紙】板から作るリボンのモチーフリング

    金属といえば手芸材料の中でも”硬い”部類に入ると思います。加工が大変なのでなかなか扱いが難しいですが、特性が分かれば思い描く形に変えることが出来ます。

    今回は、曲げたいところをピンポイントで曲げて、折り紙みたいに加工する方法をリボンのリングを作りながら解説していこうと思います。

    マルカンをロウ付けすればピアスなどにも使えますね。オリジナルのアイテムを作りたい方にお勧めです!

    指輪作りが初めての方は、下の記事をご覧ください。

    https://tuucul.com/accessory/how-to-make-ring-step1/

    板から作るリボンのモチーフリング 完成イメージ

    使用する道具・材料

    道具

    指輪を作る彫金道具一式

    指輪を作る基本的な工具一式と、精密ヤスリがあると良いです。今回は精密ヤスリの四角型と刀刃を使いました。

    材料

    板は0.8mm以上で厚すぎないものが良いでしょう。(今回は1mmを使っています。)薄すぎると角が刃物状になって痛かったり、壊れやすいので注意です。

    厚いものでも作れますが、リボンのサイズが大きくなります。

    今回のリボンは全長8mmほどです。

    板が薄い方が曲げやすいですが、リボンのシワや動きまで表現したい場合は厚めの方が削りしろがあって安心です。

    真鍮の場合は1mm~1.5mmくらいがおすすめです。

    リボンのモチーフリング 作り方の手順

    真鍮板を大の字の形に切り出す

    先ず大の字型に板を糸鋸で切り出します。大の字の払いの部分がリボンの切れ目となりますので、なんとなくイメージをしながら設計してください。

    大の字の横棒をバンザイさせるとリボンのフォルムが変わってきます。(ここはお好みです。)

    大の字の横棒の部分は折り返して輪にしますので長めに切り出しておいて余分をあとでカットした方が失敗がありません。マジックで真鍮板に書いて、それに合わせてくり抜きます。

    曲げたり削ったりしてリボンを作る

    当たり前のことですが、金属は一番薄い箇所や、結晶の密度が低い部分から曲がったり千切れていきます。

    リボンの輪の部分の折れ目の頂点の部分を丸い面のあるヤスリで図のように凹ませます。

    次に、先ほどの凹ませた窪みよりも浅く平らなヤスリで削ります。

    これで曲がりやすさが、窪み>浅めの平ら面>根元 になりました。

    ヤットコやラジオペンチなどで曲げる

    はさむ面がツルツルしている(滑り止めのギザギザが無い)ヤットコやラジオペンチなどで曲げていきます。ギザギザがあると余計な傷が入ってしまいがちです。

    先ず浅く削った面を挟んで、窪みの部分を緩やかに曲げていきます。あまり直角すぎるとカクカクした不自然なリボンとなってしまいますので、緩く曲げることを意識してみてください。

    こんな感じになって…

    折りたためました。輪がつぶれた場合は、目打ちやヘラなどの尖っているもので広げて直します。(ヤスリでこれをやるとヤスリが折れますのでやらない様にしてください。)

    反対側も同じように曲げます。中央の重なってしまう部分はナナメに切って上図のようにします。

    サインペンなどでカットする部分にしるしをつけてから折りたたんだのを少し開いて、ニッパーで切りました。

    上から結び目を表現するためのパーツがかぶさるので、切断面がぴったり合っていなくても大丈夫です。

    結び目を折り返してくるときに、削らないと厚みがありすぎてキレイに折れないので、ヤスリで折り目付近を削ります。

    流れに沿って徐々に薄くなるように削ると自然です。

    結び目を折ります。根元から折れるように、根元付近を外側から少し削りました。(上図のヤスリ目が付いている箇所です。)これで簡単に曲がるようになりました。

    折り返して…

    リボンになってきました。

    結び目の余分も折れやすいように薄く削って折ります。(大の字の払いの部分の股あたりから削ります。)

    次にニッパーを上図の向きで持ってパチンとカットします。

    バリなどをヤスリで削ったところです。ニッパーの切れ目が丁度良い収まりなのが見えます。

    結び目をギュッとヤットコなどで潰したり、精密ヤスリなどを使って形を整えます。

    最後にリボンの切れ目の部分です。

    根元から少し上側に曲げます。

    切れ目の中腹部分をヤットコなどでつかんで、反らせます。

    これで正面から見ると膨らんでいるように見えます。

    リボンのパーツはこれで完成です。焼き鈍しは行っていませんが、曲げずらかった場合は、切り出した後に焼き鈍した方が曲げやすくなります。

    リングの腕をロウ付けする

    丸くした線材のロウ目を平らに削ってリボンを設置しやすくします。ロウ付けが苦手な方は、ロウ目と反対側を平らにしてそこにリボンをつけるようにするとバラバラになりません。

    ロウ目をなるべく表に出さないように心がけると、クオリティが上がります。

    逆ピンセットでリングを挟んで、ピンセットでリボンパーツを掴んで、反対の手でバーナーを持ってロウ付けしました。

    少々難しいですが、自身のある方はバーナーを置いて空中でロウ付けしてみてください。(ピ小太郎みたいな感じでくっつけるイメージです。ただし、カメラ目線だと火事になりますので、決して火から目を離さないようにしてください。)

    第三の手という道具や、カラゲ線などのサポートアイテムもありますので、上手くいかない場合は使ってみるといいと思います。

    仕上げをする

    今回はほぼ仕上げずに自然な感じで終わらせました。(手抜き…ではありません)

    板から作るリボンのモチーフリング まとめ

    今回は金属を狙ったポイントで折り曲げる工夫を取り入れました。この考え方は石座を作ったり、パーツを狙ったフォルムに調整するときに使える技です。

    箱モノも作れそうです。また機会があったら作ってみようと思います。

    最後までご覧いただきありがとうございました。