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アンティーク風ミルの縁付きリングの作り方

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よくリングの縁についているプチプチの模様(?)があります。アンティークジュエリーなどによく使われる技法で、程よい華奢な感じを演出することが出来ます。

「ミル模様」「ミルグレイン」などと呼ばれています。

職人さんが手作業で施す伝統的なミルグレインはタガネ使いやミルの幅を計算してぴったりに収める要領など練習が必要ですが、今回は初心者の方でもお手軽にその雰囲気を楽しめる方法をご説明していきます。

縁取りが出来ただけでも一気に重厚感が増すかと思います!チャレンジしていただけたら嬉しいです。

リング作りにおいての共通する工程は一部省略しております。こちらでベースとなるリングの作り方を紹介しています。

https://tuucul.com/n/ne09e8562663b

必要な道具

彫金道具一式と、ミル模様をつけるための道具が必要です。

https://tuucul.com/accessory/handmade-accessory-tool/

ミル模様をつけるための道具

https://item.rakuten.co.jp/seaforce/611410/

https://hb.afl.rakuten.co.jp/ichiba/274e9a1e.d0578c75.274e9a1f.527915da/_RTLink106816?pc=https%3A%2F%2Fitem.rakuten.co.jp%2Fseaforce%2F611519%2F&link_type=hybrid_url&ut=eyJwYWdlIjoiaXRlbSIsInR5cGUiOiJoeWJyaWRfdXJsIiwic2l6ZSI6IjI0MHgyNDAiLCJuYW0iOjEsIm5hbXAiOiJyaWdodCIsImNvbSI6MSwiY29tcCI6ImRvd24iLCJwcmljZSI6MSwiYm9yIjoxLCJjb2wiOjEsImJidG4iOjEsInByb2QiOjAsImFtcCI6ZmFsc2V9

使用する材料

https://hb.afl.rakuten.co.jp/ichiba/274e9a1e.d0578c75.274e9a1f.527915da/_RTLink106816?pc=https%3A%2F%2Fitem.rakuten.co.jp%2Fseaforce%2F912078%2F&link_type=hybrid_url&ut=eyJwYWdlIjoiaXRlbSIsInR5cGUiOiJoeWJyaWRfdXJsIiwic2l6ZSI6IjI0MHgyNDAiLCJuYW0iOjEsIm5hbXAiOiJyaWdodCIsImNvbSI6MSwiY29tcCI6ImRvd24iLCJwcmljZSI6MSwiYm9yIjoxLCJjb2wiOjEsImJidG4iOjEsInByb2QiOjAsImFtcCI6ZmFsc2V9

今回は1.5mm厚の真鍮板をメンズ5mm幅、レディース3.5mm幅で切って作りました。

アンティーク風ミルの縁付きリングの作り方手順

こちらで基本的な形状を出したところから解説しています。

縁の線をけがいて印をつける

ノギスやカニコンパスなどで0.5mm幅の線をケガきます。

幅は細い方が良いのですが、そこまで厳密である必要はありません。なんとなく細い線があればOKです。

ケガキ線に沿って糸鋸で切れ込みを入れる

糸鋸でケガいた線のところに切れ目を入れます。

刃のサイズは#0を使い、歯の向きは上向きにセットしておきます。切れ込みの深さは刃の幅くらいにしておきましょう。
手を切らないように注意です。
木製ハンドバイスを使うと安全に作業ができます。数百円で購入できます。

https://amzn.to/4c20aRe

一周切れました。なるべく縁の方が細い幅になるように意識すると良いです。

ヤスリで縁を残して曲面に削る

平ヤスリは一面ヤスリ目が付いていないことが殆どです。

これはヤスリがけしたくない面とそうでない面の境を削る時に使えます。
ヤスリ目の付いていない方を縁に向けて、曲面に削っていきます。

糸鋸線が消えるくらいまで削り込みます。

こんな感じになりました。

縁の方も尖らせるように削っておきます。

このまま磨いて完成でもいいかもしれませんが、ミル模様をつけるっと一気に洗練されますので、ぜひ試してみてください。

磨きたいのであれば、この時点である程度光らせておいた方が良いです。

ミル模様が入ってから研磨剤や耐水ペーパーがけをやると、縁の模様に当たって消えてしまう可能性があります。

ミル模様をつける

今回は2通りのミル模様の付け方を解説します。

1. ナナコタガネを使って入れる方法
本来のミル打ち作業には、自作のタガネ(鉄のスタンプみたいなものです)を使います。今回は初心者の方でも扱いやすい、市販のナナコタガネを使って入れる方法を紹介します。

2. ローレットを使って入れる
ローラー式の道具で、コロコロすると模様がつく道具を使った方法を解説します。

1.ナナコタガネを使う方法

1本150円くらいのナナコタガネを使ってミル模様を入れていきます。
ミルのサイズは#0~#20くらいあって、数字が大きくなるほど打てる粒の大きさが大きくなります。
セットで売っているものもありますが、ばら売りで購入しても構いません。今回は#8を使いました。
バラで購入するときはナナコグリップ(木の取っ手)も一緒に購入するようにしましょう。

ナナコタガネは石留めで使う道具です。小さいダイヤを留めるときや爪を倒すときに使います。(消耗品ですので、使うにつれて先が潰れて使えなくなります。)

ミルタガネを縁にぐりぐりと押し付けると丸く跡がつきます。

それを連続させていくと模様になってきます。

真鍮は硬いのでなかなか跡がつきませんが、シルバーなどの柔らかい金属であれば、もっとぷっくりした丸い跡がつきます。

撮影のために万力に挟んでいますが、すり板を台にして手で持って付けています。
ハンドバイスにセットして手打ちしてもやりやすいです。

コロコロするだけで模様が付く!お手軽ツール

これはローレットなどと呼ばれるコロコロ式の道具で、縁をこれでコロコロするだけで模様が付くという優れものです。
これもサイズが沢山ありますが、あまり小さいものだと細かすぎて全く分からないので、#10以降のものがおすすめです。(今回は#10を使います。)

これはナナコタガネ用のグリップとは別の、洋彫りタガネ用のグリップが必要です。(ない方は木片に小さめの穴をこじ開けたものでも代用できます。)

ナナコタガネ用のグリップは、内部に真鍮の受け軸が入っていて円柱形のものしか入りませんが、洋彫りタガネ用のものは木に小さめの穴が開いているだけです。

https://hb.afl.rakuten.co.jp/ichiba/274e9a1e.d0578c75.274e9a1f.527915da/_RTLink106816?pc=https%3A%2F%2Fitem.rakuten.co.jp%2Fseaforce%2F612580%2F&link_type=hybrid_url&ut=eyJwYWdlIjoiaXRlbSIsInR5cGUiOiJoeWJyaWRfdXJsIiwic2l6ZSI6IjI0MHgyNDAiLCJuYW0iOjEsIm5hbXAiOiJyaWdodCIsImNvbSI6MSwiY29tcCI6ImRvd24iLCJwcmljZSI6MSwiYm9yIjoxLCJjb2wiOjEsImJidG4iOjEsInByb2QiOjAsImFtcCI6ZmFsc2V9

左がナナコ用・右が洋タガネ用。ミル用には真鍮の受け軸が入っています。値段は左が700円程度、右が300円程度です。

画像の様にローラー状の部品に連続したボコボコが付いていて、これを押し付けて模様をつけるという仕組みです。

何回かコロコロする際には、ピッチがずれてダブらないように気を付けましょう。ほかでも石留めの縁や、フクリンの縁などを簡単に華やかにできます。

ただ、一粒一粒手作業で行われる伝統的なミルグレイン技法に比べてふくらみが小さく立体感は劣ります。高級なお誂え品だと、真ん丸な球が手作業とは思えないくらい正確に規則正しく並んでいて感動します。

まとめ

ということで今回はミル模様をつける方法をご紹介しました。初心者の方でもお手軽に雰囲気アップを狙える装飾ではありますので、知っておくと何かと役に立つのではないでしょうか。

最後までご覧いただきありがとうございました。

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