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彫金・真鍮板から作る自作リングのやり方

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前回は丸い棒材を使ってリングを作りましたが、今回は金属の板から切り出して作ります。

指輪を板材から作る方法としては最も基礎的なもので、とっても簡単です。
丸棒から作るリングはこちらで紹介しています。

https://tuucul.com/n/nb7173743ff2c

必要な道具

前回の真鍮丸棒リングと使う道具は変わりませんが、計測器具のノギスがあると便利です。

ノギスは、ルース(宝石)のサイズを測って、その寸法通りに石座を作ったりする際には必須ですので、彫金をやっていくなら最初から持っておいてもいいかもしれません。

深さ、太さ、厚さ、内径を正確に計測できるので、日常生活でも結構役に立ちます。

最低でも0.05mm単位で測定できる金属製のものを選びましょう。

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↑安くて条件を満たしたノギスです。メーカーも一応大手なのでそこも安心。

高級志向な方はこちらをどうぞ。一流国産メーカーの定番品です。

使用する材料

材料は1.5㎜の真鍮板材を使っています。現状ではAmazonよりも楽天の方が安くて早いです。

https://hb.afl.rakuten.co.jp/ichiba/274e9a1e.d0578c75.274e9a1f.527915da/_RTLink106816?pc=https%3A%2F%2Fitem.rakuten.co.jp%2Fseaforce%2F912078%2F&link_type=hybrid_url&ut=eyJwYWdlIjoiaXRlbSIsInR5cGUiOiJoeWJyaWRfdXJsIiwic2l6ZSI6IjI0MHgyNDAiLCJuYW0iOjEsIm5hbXAiOiJyaWdodCIsImNvbSI6MSwiY29tcCI6ImRvd24iLCJwcmljZSI6MSwiYm9yIjoxLCJjb2wiOjEsImJidG4iOjEsInByb2QiOjAsImFtcCI6ZmFsc2V9

真鍮板で作るリング 作り方手順

板に印をつける

作りたいお好みの幅に線を引きます。(今回は5㎜幅と3㎜幅にしました。)

ノギスを使います。ノギスがなければ、尖った金属の棒(目打ちやたこ焼きの金属串など。100均に売っています)を使って定規などを使って引いてもOKです。

要するにまっすぐ線が引ければ問題ありません。

糸鋸で切る

糸鋸に#0の刃をセットして、板を切っていきます。(刃の向きは杉の木の向き:刃が下向きにセットしています。)弓をしならせて刃をセットしますが、指で鋸刃を弦のように弾いてみて、キンっと高い音がしたら完了です。

これが緩いとまっすぐに切れなかったり、すぐに折れてしまいます。

ケガいた線の外側(作品に使う側ではない方)を切っていきます。ケガキ線は切らないように気を付けましょう。

刃の上から下までめいいっぱい長いストロークで糸鋸を動かしますが、力はあまり入れないようにします。

作りたいサイズの長さにする

下のリンクにある表から、作りたいリングサイズの内径を探して、下の公式で算出します。

https://tuucul.com/accessory/expertise-material-weight/

材料の長さ=(リングの内径+板厚)× 3.14

側面をきれいに整える

あとでサンドペーパーで綺麗にするのですが、あんまりガタガタだと面倒なので、糸鋸で切った面を平らに削れるヤスリできれいにしておきます。

焼き鈍しをする

このままでは加工するには硬すぎますので、焼き鈍しをします。赤くなるまで熱して、ピンセットで掴んで水につけます。

溶かさないように気を付けてください。眩しくなるくらい赤熱状態にする必要はありません。(そこまで行くと、もれなく溶けます。)

丸めてぴったりにする

合わせ目の勘合を優先して合わせていきます。ロウ付けした後にきれいな円形に調整するので、この段階では歪な形でもOKです。切れ目に隙間ができないようにしっかり合わせることに注力します。

作品を平らなところに置いて、木槌で叩いてピッタリ合わせていきます。

潰すように少しずつ叩いて合わせるとやりやすいです。

糸鋸で切れ目に一回刃を通して、合わせ目をさらにぴったりにします。
糸鋸の刃は上向きにセットします。

隙間がなくなりました。次はロウ付けです。

ロウ付けをする

ロウは何でもいいですが、真鍮ですので真鍮ロウを使いました。銀ロウを使ってもOKです。
ロウは表面側と内側に二個置きました。ロウ材の大きさは1×3㎜くらいにそれぞれ切ります。

その後酸洗いをします。

先ず、内側・側面にはみ出たロウを削り取ります。リング内側は甲丸のヤスリで削りましょう。

この工程を省くと、芯金棒で叩いたときにはみ出たロウ材が母材にめり込み、汚い仕上がりになってしまいます。

芯金棒で丸める

芯金棒に指輪を差し込み木槌(プラスチックハンマーでも可能)で叩いて円にします。

ある程度叩いたら、逆さまにして差し替えてまた叩きます。

側面を平らにする

サンドペーパー(金属用)で側面を摺ります。#600・#1000があればよいでしょう。100均では荒・中・細の3枚セットになって売っていましたのでこれが便利です。

一方向に摺っていると斜めに削れてしまいますので、8の字を描くようにスリスリしてください。やりづらいかもしれませんが、平行に削れていきます。

指なじみを良くする

リングの指が触れる部分(内側)の角を落として、付け心地を良くします。
甲丸ヤスリを使って削ります。

仕上げる

サムネイルの画像は、表は何もせず、内側だけ鏡面にしました。

手動で磨く場合は、サンドペーパーを鉛筆などに巻き付けて削って傷を消して、布にピカールなどの研磨剤をつけて磨いて仕上げます。
電動で磨く場合は、リューターを使います。
ロールペーパー#600で傷を消した後、フェルトと研磨剤で磨きます。

表面に細かいヤスリでスジを入れて、テクスチャをつけた例です。このリングをベースに色々と応用ができます。

まとめ

今回は板材からリングを作ってきました。
長々とお付き合いありがとうございました。それではまた今度!

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