今回は岩肌のような模様を真鍮に施して、それを指輪にしてみます。
今回最も重要なのは、真鍮がどのタイミングで溶け始めるのかを把握できる事にあります。
どの角度でどれくらいの時間バーナーを当てると溶けるのかを理解できれば、ロウ付けの失敗も少なくなります。
指輪作りが初めての方は、下の記事をご覧ください。
はじめて作るならこのリング!一番シンプルなリングの作り方。

使用する道具
指輪を作るための基本的な彫金道具一式と、マスク・保護メガネを用意します。
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使用する材料
材料は板材でも線材でも構いませんが、板材の場合は厚いものの方が良いでしょう。
今回は細い方が直径2mmφ、太い方が2mm板材を切り出したものを使っています。
岩肌模様の真鍮リング 作り方手順

材料を切り出す
今回は先ほどの2mm線材を適当な長さにカットします。
溶かした後に多少の調整が必要になりますので、この時点は長めに切っておいてください。
必要な長さプラス10mmくらい長めに切っておけば良いでしょう。
作りたい長さを求める式は下記の通りです。
材料の長さ=(リングの内径+板厚)× 3.14
下のリンクにある表から作りたいリングサイズの内径を探しましょう。

溶け出すまでバーナーで加熱する
バーナーで熱していきます。焼き鈍しのときよりもさらに熱し続けると、表面が溶けてキラキラ光ってきます。(真鍮の場合は表面温度が800℃程度)
そのままさらに熱していると、しわしわになってきますのでそこで火を外して、次の箇所へ移ります。
それ以上火を当てると完全に溶解してしまい、結晶化したスカスカな地金になってしまいます。
マスクと保護メガネを着用して、換気を行ってください。
作業が完了したら、ピックリングコンパウンドにつけて酸洗いを行います。
関連記事: 酸洗い(さんあらい)のやり方

材料を切り出して丸める
溶けて丸線材が平らっぽくなりました。
この時点できっちりと必要なサイズを切り出します。
材料の長さ=(リングの内径+板厚)× 3.14
上の式に当てはめて必要な材料の長さを求めてください。
ロウ付けをする
真鍮ロウでロウ付けします。
関連記事: 銀ロウ付けの手順と失敗しないコツ

仕上げ
あまり磨きすぎると凹凸が全部消えて、ただのぼこぼこの輪っかになってしまいます。
ウエス(布切れ)に研磨剤をつけて、乾布摩擦みたいに擦るくらいがおすすめです。
岩肌の真鍮リング まとめ

バーナーを使って金属を溶かすことで、岩肌のような自然なテクスチャを付けられました。
テクニックの一つとして覚えておくと便利です。
最後までご覧いただきありがとうございました。


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