
今回は板から文字を切り出して、指輪にしてみます。
文字の切り抜きは糸鋸の刃を金属板に開けた穴に通して切っていく必要があります。
真鍮板から作る基本的なリングの作り方は下記を参照してください。
今回はこちらのリングの応用編となります。
https://tuucul.com/n/ne09e8562663b

必要な道具
指輪を作る基本的な道具に加えて、ピンバイスとドリル刃が必要です。
https://tuucul.com/accessory/handmade-accessory-tool/
使用する材料
真鍮板1.mmを使っています。厚さは特に決まりはないですが、あんまり厚いと穴を開けるのに手こずりますので薄めの方が楽です。
文字の切り抜きリング 作り方手順

デザインを材料にケガく・貼り付ける
大体のデザインを紙に描いて、染み込むタイプの瞬間接着剤で貼り付けます。

ピンバイスで穴を開ける
細めのドリル刃をつけたピンバイスで、糸鋸が外側からアクセスできないところに穴を開けます。
ここの穴から鋸刃を通して切り抜いていきます。
穴を開けるときはピンバイスのドリル刃を出しすぎず、5mmくらいのストロークにしておきます。
長くセットするとドリル刃がぽきっと折れてしまいますのでご注意ください。
折れて刃が詰まってしまった場合は、酸洗い材に数時間つけると取れます。(鉄の方が酸化が早い為、溶けてしまいます。)

糸鋸で切り抜く
糸鋸で切り抜いていきます。(刃は#0を使っています。)
ちょっとわかりづらかったので、紙は取ってしまいました。代わりにマジックで描き直しました。

穴に鋸刃を通した状態でセットして切っていきます。
鋸刃をヤスリのように削り取るイメージで使うと良いです。

精密ヤスリで整える
ボコついたところをヤスリで整えています。

切れました。Hがちょっと欠けてますって?あ….敢えてです。

次に文字の境目を鉛筆などで書きます。

精密ヤスリの鋭角に部分で境目の線を刻んでいきます。

作りたいリングサイズに合わせてモチーフを曲げる
今回は#10で作った角線リングにモチーフを付けていこうと思います。
文字のモチーフ部分は平面ですので、これをリングに沿って曲げていきます。

焼きなましはしませんでしたが、板厚がある場合などは処理したほうが良いかと思います。
また、曲げづらい場合は横に取っ手をつけておくと作業しやすいです。
取っ手は後から切り取ってしまいます。

腕を文字のモチーフの長さに合わせてカット
リングと文字のモチーフがピッタリになるように削ります。ノギスがあると便利です。
これは後々も石座をリングに合わせたりする際に必要になってきます。

逆ピンセットでリングの腕を固定して、フラックスを塗って温めます。
文字モチーフ部分もフラックスを塗って温めて、溶けたらバーナーで炙りながら定位置に置きます。
最初から乗せると、フラックスの沸騰でズレてしまいますので、沸騰後にセットすると無駄がありません。

ロウを流します。ロウの種類は何でも構いませんが、今回は3分ロウを使いました。


今回はスポンジペーパーを使って、艶消し風にしてみます。

スポンジペーパーで細かい円を描くように撫でると艶消しの表面になります。

お手軽に艶消しを表現できるのでおすすめです。
文字の切り抜きリング まとめ

今気がついたのですが、Pの下に線が入ってしまっていますね。全然気が付かなかったです…
ということで完成です。アイデアの足しにして頂けたらこの上なく光栄です。
最後までご覧くださりありがとうございました。
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