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#3 ルースを指輪に仕立てる 石留め編

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こんにちは。ツウクルです。
ルースを指輪に仕立てるマガジン第三回目「石留め編」です。

過去の記事はこちら

https://tuucul.com/n/n745137a5cc38

https://tuucul.com/n/nd691fd962cc1

さて、前回は真鍮を使って形を作りました。

これを石留めして、下のような感じにしていきましょう!

前提知識: 石が留まる仕組み

なんだかとても難しそうに見える石留めですが、理屈を理解するとハードルも下がると思いますので、簡単に説明しておきます。

石が土台に座っている

石が固定されるには、まず土台に座っていることが必須です。
すり鉢状になっていて、そこに石がスッと入り込む構造になっています。

これを石座といいます。
これにより、石が左右にずれたりするのが防げます。

爪で押し付けられている

当然、石座に置いているだけでは逆さまにひっくり返したら石が落ちてしまいますので、上から何かで石を押さえつけてあげる必要があります。
これが爪です。

押さえつけられさえすれば何でもOKなので、爪の形や数はデザインによって左右します。

石座を深くして、縁を歪ませて押さえても留まる。この留め方はこちらで紹介してます。

メレの爪をつくる

このままメレの石を石座に入れて、ナナコタガネで上から抑えても留まりますが、せっかくなので石により光を取り込む仕組みにしてみようと思います。
(この作業はやらなくても石は留まります。リューターとスチールバーを使いますので、お持ちでない方はスキップして大丈夫です。)

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↑セールで2万円以下だったら買いです。(2万5000円とかだったら他製品の方がいいかも。)
彫金で使うリューターポイントは99%が軸径2.35mmなので、必ず2.35mm軸タイプのリューターを選んでください。

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予算があるならこちらがおすすめ

スチールバーでメレの石座の余計な部分を削っていきます。
残った部分が爪になる仕組みです。

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図の赤い部分をスチールバーで削っていきます。
余白の部分を削ってしまうことで、石が真鍮の地に被さる部分が少なくなって、よりキラキラして見えるようになります。

また、削った部分が金色に光るので、より輝いて見えます。

全体を軽く磨く

石留めしてしまうと磨きにくくなる部分を、この時点である程度研磨しておきます。

リューターをお持ちでない場合は、大きな傷は#1000の紙ヤスリで消して、ピカールなどの研磨剤とウエスを使って磨いておきましょう。
(リューターがあれば5 分程度ですが、手動だと1時間以上かかります。根気が必要な作業です。)

細かいところは、綿の紐に研磨剤をつけて、乾布摩擦のように擦ると綺麗になります。

メレの石留めをする

ダイヤモンド型のスチールバーNo.414 1.5mmをピンバイスにセットして、メレの石座に差し込んで、ぐりぐりして石座を整えます。

やりすぎると周りの爪まで削り落としてしまうので、なるべく爪は削らないように、慎重に行いましょう。

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Amazonにはありませんでした。350円程度です。留める石のサイズと同じものを買っておきます。
(厳密に言うと、石の直径より0.1mm小さいサイズのスチールバーを使うといいのですが、作業の難易度が少し高くなるので割愛します。)

メレの石を入れてナナコタガネで抑える

石座にメレの石をはめ込みます。水やサラダ油などを棒の先端につけて拾い上げると楽です。

次にナナコタガネで爪となる部分をギュッと抑えて留めていきます。
地金の部分を、ナナコタガネで石の上に折り込んでいくイメージです。

ナナコタガネは#7を使っていますが、石座の精度によって多少調整が必要になることがあるので、#7~#9あたりを揃えておくと良いです。(1本125円)

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グリップも買っておきましょう。(300円)

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セットでも売っていますが、ほとんど使わないサイズも入っているのでコスパは良くないです。

こんな感じになりました。

サファイアの石留め

サファイヤを石座に置いてみます。爪を外側に開いて、斜めにならないように座らせます。
爪が干渉してしっかり座らない場合は、爪をめいいっぱい開いて内側を精密ヤスリで削るか、スチールバーで削って調整します。

曲がりやすくなるように、爪の外側をヤスリで削って薄くします。

精密ヤスリで、側面を削って形を尖らせます。

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石留めヤットコで爪を倒します。

https://tuucul.com/tool/ishidome-yattoko/

ルースを指輪に仕立てる 石留め完成

ついに石留めまでが完了しました。
次回は、最終回「仕上げとメッキ依頼」編です。メッキをするにあたって知っておきたい知識を共有いたします。

メレの爪の位置がデザインと違うような…

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最後までお読みいただきありがとうございました。

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